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歯科矯正治療のメリットデメリットと矯正における抜歯の考え方

投稿日:2020年7月6日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

柏駅から徒歩1分にある柏KT矯正歯科です。

 

今日は歯並びが他人に与える印象や

矯正治療によって生じるメリットデメリットについて

お話したいと思います。

 

歯並びが他人に与える印象

歯並びと笑顔が人に与える印象は「明るい」「きれい」といった好印象だけではなく、

大きく笑うほど口元や歯が注目されることがわかりました。

しかし、同じ笑顔の中でも「歯並びが悪い笑顔」は大きく笑うほど

口元や歯が長く見られる傾向にあり、

かつ悪い印象を持たれているという結果が出ています。

(詳しくはこちらの記事をご参照ください。)

 

矯正治療のメリット

矯正治療のメリットとしては上述したように他人に与える印象が変わります。

よく言われることですが、

きれいな歯並びになることで笑顔に自信が持てるようになると思います。

 

また歯磨きがしやすくなることにより虫歯や歯周病の予防にもつながり、長く自分の歯を残せます。

入れ歯になってしまった患者様が「やっぱり自分の歯で食事したい」とおっしゃられるのは

よく聞く話です。

歯の矯正治療は5年、10年先の話ではなく、

30年、40年先の食べることの楽しみにもつながります。

 

矯正治療のデメリット

もちろんデメリットもあります。

まず治療が長期間かかります。

患者様の歯並びの状態などにもよりますが、

一般的には2年から2年半かかります。

途中でやめてしまうとさらに歯並びが悪化してしまったり、

噛みにくくなってしまうので治療を続けることが必要です。

 

また、歯科矯正治療は自費診療になるので費用がある程度掛かります。

 

さらに、矯正治療のリスクとして世界的に言われていることですが

矯正治療中には歯根が短くなってしまう可能性があります。

(矯正治療において必ず起こるということではありません。)

矯正治療では力を加えて歯を移動させていきますが、

その力が強すぎると歯根吸収が起こります。

もちろん弱すぎると歯は移動しないので、適切な力で歯を動かす必要があります。

また、治療期間がむやみに長過ぎても歯根吸収のリスクは高まります。

ですので、適切な力と適切な期間で矯正治療を行います。

矯正治療には様々なメリットがありますが、リスクが有ることは事実です。

 

矯正治療で抜歯をすること

歯並びをよくするためやかみ合わせを治すために

歯と歯の間にスペースが必要になることがあります。

そのために場合によって歯の大きさを小さくする処置(IPR)、

歯を抜かなければならないこと(便宜抜歯)もあります。

 

”歯を抜く”というとネガティブなイメージを抱くと思いますが

矯正治療において抜歯の判断をするときは

見た目をきれいにするためだけに

スペースを確保する目的で歯を抜いているのではありません。

治療前の歯並びではよく噛めていない

ほかの歯に悪影響を与えてしまっている

などの理由で歯並びをよくするためのスペースを確保する目的があります。

 

かみ合わせが良くなるということは自身の歯を守ることにもつながリます。

成人では咬むときに自分の体重ほどの力がかかります。

かみ合わせの少ない状態でそれほどの力がかかっていると

その力を受け続けている歯は長期的に見てとても負担が大きくなってしまい、

他の歯に比べ寿命が短くなってしまいます。

矯正治療で歯並びを治し、その咬合力が分散されることで

過度な力がかかることもなくなり、どの場所でもよく噛めるようになることは

長い目で見て自分の歯で美味しく食事ができることにつながります。

矯正治療における抜歯の考え方と非抜歯矯正法もご参照ください。

 

柏KT矯正歯科では一人一人のお口の中の状態を判断し

患者様のご希望をうかがいながら、

適した治療法をご提案いたします。

お気軽にご相談ください。

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