矮小歯
投稿日:2020年10月12日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科医師の名倉です。
矮小歯と言って生まれつき
通常より小さい歯が生えてくることがあります。
上顎の前から数えて2番めの歯(上顎側切歯)が小さく生えてくる事が多く、
また以前お話した先天欠如もこの場所に多く見られます。
本来生えてくる歯が小さい場合もありますが、
通常生えてくる本数より多く生えてくる場合もあり、
これを過剰歯といいます。
過剰歯については後日お話します。
矮小歯自体には問題はなく特別治療の必要はありません。
しかし、歯が小さいため歯列に隙間ができて
いわゆるすきっ歯のような状態になってしまったり
上下の歯のバランスが取れずかみ合わせが悪くなってしまう場合もあります。
そのような場合には矯正治療で歯並びを治し
咬合の改善を行い、また、矮小歯の見た目を改善するため
ラミネートベニアなどの治療を行うことで
他の歯と同じように自然に見えるようにすることができます。
矮小歯では見た目が気になることが多いと思います。
前述のように矮小歯自体には問題はありませんが
気になることがあれば相談してみてください。
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