親しらずは抜いたほうがいい？

こんにちは。

柏駅から徒歩1分にある柏KT矯正歯科です。

一番奥（前から8番目）に生える歯を親しらずといいます。

この歯は抜いたほうがよいの？と疑問にもたれる方が多いですが、

親しらずがまっすぐ縦に生えていて、

歯磨きがしにくいなど問題がなければ

抜かなければならないわけではありません。

しかし、横や斜めを向いて生えていたり少しだけ顎の骨から出ているようなときには

歯磨きがしにくかったり、虫歯や歯周病になりやすかったり、

トラブルを起こしやすいので抜いたほうがいい場合もあります。

また、親しらずは大きくすべての歯が生えそろった後に生えてくるので

歯並びへの影響は無視できないと考えられます。

矯正治療をするときは

歯並びの凸凹を解消するためのスペースが必要になることが多いので

前から4番目の歯など途中の歯や親知らずを抜くことがあります。

しかし、親しらずの隣の歯などが虫歯や根っこの先の病気などで抜かなければならないときは

親しらずを残して抜いた歯の位置に移動させてくることも考えます。

当院では抜歯が必要な場合でもそれぞれの歯の将来を考え

適切に矯正治療を進めています。