矯正後の保定の重要性と期間 後戻りの予防
投稿日:2020年7月28日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科医師の名倉です。
以前歯科矯正にかかる時間は2年~2年半というお話をしました。
今日は矯正してきれいになった歯並びを保つ治療についてお話します。
歯はきれいに並べても自然にもとの歯並びに戻ろうとしてしまいます。
これを後戻りといいますが、それを予防してきれいな歯並びを保つことを保定といいます。
マウスピースやワイヤーなどで歯科矯正治療を行ったあと、きれいになった歯並びを維持するために
保定装置を装着します。
お口の中に取り外しのできる装置を約1年、寝ている間だけ更に1年、合わせて2年間保定装置を使います。
こちらです↓
合わせて上下の前歯の裏側に固定性のワイヤーを一本づつつけて補強します。
こちらです↓
もともとの歯並びなどにより保定の期間は患者様それぞれで変わってきますが
2年間は基本的に行います。
なので矯正治療にかかる時間は
歯をきれいに並べるのに2年~2年半
後戻りを防止するのに2年~
となります。
保定はとても大切です。頑張ってきれいにしたのにまた戻ってしまったら悲しいですよね。
せっかくきれいになった歯並びですので、しっかりきれいな歯並びを維持させましょう。
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