矯正治療中の歯根吸収
投稿日:2020年8月7日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科医師の名倉です。
今日は矯正治療中に生じる歯根吸収のお話をします。
当院では矯正治療を始める前に患者様には説明させていただいていますが、
矯正治療中には歯根が短くなってしまう可能性がありますが、
矯正治療において必ず起こるということではありません。
矯正治療では力を加えて歯を移動させていきますが、
その力が強すぎると歯根吸収が起こります。
もちろん弱すぎると歯は移動しないので、適切な力で歯を動かす必要があります。
また、治療期間がむやみに長過ぎても歯根吸収のリスクは高まります。
ですので、適切な力と適切な期間で矯正治療を行います。
矯正治療には様々なメリットがありますが、リスクが有ることは事実です。
当院では患者様一人ひとりにしっかりと矯正相談を行っておりますので
十分に相談されて矯正のメリット、デメリットなどを
ご理解されてから矯正治療を始めてみてください。
■ 他の記事を読む■