切端咬合
投稿日:2020年10月9日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科医師の名倉です。
通常前歯は上の歯が下の歯に少しかぶさるように生えていますが
上の前歯と下の前歯の先端がぶつかるようなかみ合わせを切端咬合といいます。
切端咬合だと通常奥歯が噛み合っていないので
下顎を動かして奥歯で物を噛もうとする事により
顎関節症になりやすくなってしまいます。
小児期の顎の成長に影響を及ぼすこともあります。
また、前歯だけで噛もうとすると
負担がかかりすぎてしまい
咬みあっている場所だけすり減っていってしまったり
欠けてしまったりします。
負担が集中していると
歯茎が下がってきてしまうこともあります。
切端咬合は前歯がすり減ってきたりすると
見た目に気になってくると思いますが
顎への影響などもありますので
しっかり治療するようにしましょう。
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